Kentaro SHIMOYAMA / July.2026

下山健太郎さんの作品を額装しました。

文化庁の海外研修で1年間メキシコで滞在制作をしていた下山さん。帰国後初めてのオフィシャルな展示ということでご相談受けました。メキシコで感じたこと、絵に生じた変化など色々なことを伺いました。日本とは違いルールに縛られすぎない感覚が絵にも影響を与えているといい、もしかしたら額もなくてもいいのか、もしくはこれまでの箱額ではなくあまり囲いすぎないようなかたちが出来たらというご希望でした。

そこで、できるだけ額の存在感を消して〈ないけどある・あっても気にならない〉という方向性でデザインを考えました。

木枠やパネルに貼られていないキャンバス作品。不定形な形を追いかけるように桜の木で枠を作り、25mm厚の土台としました。側面にはテーパーが掛かっていて正面からみるとその斜面が細い線のように見えるように、また、側面からみたら立ち上がりが見え、正面に立つと消えていくように、立ち位置によってフレームが見えたり見えなくなったりするということを考えました。四角くて均一なパネルに貼られるのとは印象が異なり、文字通り作品に寄り沿ったかたちになりました。

箱額は7mm巾の細いフレームをこちらも25mm厚にして、主張が少ないミニマルな方向性でデザインしました。小品はマージンもあまりとらず、奥行きもなくして軽やかな印象を目指しました。

U40:Emerging Directors & Curators Under40

企画概要

本展は、アート業界で活躍する40歳以下のギャラリーディレクターとキュレーターがWHAT CAFEに集い、それぞれの観点で選び抜いたアーティストとその作品を紹介するグループ展です。計14名のディレクター・キュレーターが1名ずつアーティストを選出し、展示空間を構成します。デジタルネイティブ、グローバル化、多様性、環境問題などの時代性を背景に、独自の感性で選ばれた作品の数々をお楽しみいただけます。

本企画は、2024年12月に開催した「WHAT CAFE EXHIBITION vol.39:Emerging Directors & Curators U40」の第2弾として開催するものです。WHAT CAFEは2020年のオープン以来、若手を中心としたアーティストの作品披露や販売の機会を創出してきました。次世代を担うディレクター、キュレーター、アーティストが協働する場を提供することで、アート業界のさらなる活性化を目指します。


■ディレクター・キュレーター × アーティスト ※敬称略・順不同
・荻島銀河(FOAM CONTEMPORARY)× 磯崎隼士
・細木万里子(YUGEN Gallery)× 今井恵
・李静文(キュレーター)× 何梓羽
・北西佳輔(Eunoia)× 加納明香
・山田康平(AWASE gallery)× キムダヘ
・黒田純平(keshik.jp)× クワバラ
・須藤菜々美(プロデューサー)× 下山健太郎
・林晃輔(GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE)× 新海友樹子
・田中碧(GALLERY SCENA.)× 髙戸蒼月花
・菰田寿允(Marco Gallery)× 津田光太郎、鈴木大晴
・柴田早央里(SHIBATA ART LLC)× トバイアス・ロス=サウソール
・戒田有生(ディレクター)× ナカノマサト
・高橋亮(Pause One)× HAYATO MACHIDA
・阿食裕子(WHAT CAFE)× 松浦陽


会期:2026 年 7 月 4 日(土)~7 月 20 日(月・祝)
営業時間:11:00~18:00(最終日は 17:00 閉館)
会場:WHAT CAFE(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-1-11)
入場料:無料

※会期中、展示の入れ替えや貸出イベントなどで休館することがあります。詳しい営業日は公式サイトをご覧ください。

出展アーティスト

磯崎隼士 / 今井恵 / 何梓羽 / 加納明香 / キムダへ / クワバラ / 新海 友樹子 / 下山健太郎 / 髙戸 蒼月花 / 津田光太郎 / トバイアス・ロス=サウソール / ナカノマサト / HAYATO MACHIDA / 松浦陽 / 鈴木大晴 /