Tamako YAMADA / Sep.2025

山田珠子さんの作品の額を作りました。


厚みが10cmある作品をどう額装するか。これまでで最も大きな作品でした。いつも使っている広葉樹だと明らかに予算オーバーだったので、まずはサンプル的に杉材を使ってみました。ご自身で作品を取り付けたいとのことだったので、前面が簡単に開けられるような仕組みを考えました。裏面はドッコでも紐でもかけられるようにしました。


当初焦げ茶に塗装したところ、立ち上がりの面の部分が多いので、物質として強く見えすぎて、色々ダメージを与えながら最後は柿渋による鉄媒染に落ち着きました。引いてく印象となり少し抵抗がなくなりました。故意にダメージを与えた額は、一度土に埋めて、掘り起こした布を使って作られた立体作品との相性は良いようにも見えました。