Toshinori TANUMA / Nov. 2025

田沼利規さんの作品を額装しました。
初夏の頃、アフリカ材のアパとアサメラという個性の強い材を使った額装をしました。今回はその反動からか、あっさりとしたセンノキを使った額になりました。
普段あまり使う機会のないセンノキは、広葉樹の中では柔らかく、木目も普通の材なら大人しめの印象で、少しキラキラした表情が見られます。強度的には特別強い木ではなく、昔使ってみた時には軽さも伴って細く割いていくと色んな方向に反ることがあったので使用を控えてました。ですが少しは自分のスキルも進歩したし、裏面パネルと一体化することで反り問題も大方回避できるし、ここで敢えてセンノキ使ったら通だなぁ、渋いなぁと思わせる田沼さんの作品との相性は良かったと感じています。明るめの色味をキープしたかったのと、表面の硬度を高めるために水性ウレタンを使用しました。
チギリにはセンよりは少し強度と粘りのあるシオジの木を使いました。裏面はドッコを兼ねたパネル仕立てで内側に吊紐も付いてます。
at TAKU SOMETANI GALLERY




