Kenji HONMA / Nov. 2025

本間健司さんの漆芸作品を額装しました。ギャラリーいわきの取扱作家でもある本間さんからこれまでやったことのない作品を作って額装したいと夏頃にお話がありました。

本間さんは漆の木を育て、漆掻きから木工、塗りの仕上げまで全て自分の手で行う作品づくりをしている作家なのですが、今回新たに木工の過程で偶然生まれる木片をアートピースとして昇華させるような作品つくりに取り組みました。

夏の終わりに木片を預かり額のサンプルを作って大まかな額装の方向性を決めました。そして11月初旬に仕上がってきたのはかなり立体的な作品でした。本間さんの〝こんな感じ〟という画像を頼りに、どうやって固定するかを考えに考えて、そして考えて、裏面からアルミ板を使って固定することにしました。設置の位置や角度、また2枚の作品のバランスもほんの少し変わるだけで印象が異なり、1日掛けても完成した!という所までたどり着けませんでした。ようやく感覚をつかみ、本間さんにお届けして答え合わせをしながら微調整をして無事納品できました。

額は山桜材、ピュアマットで仕立てています。マットの仕様も立体的な空間を演出するため色々工夫しました。